酒屋さんの軒下に丸い球がぶら下がっていることがあります。
その丸い球は杉玉といって、とある理由で飾られるものです。
杉の葉っぱを集めて、丸い形に整えているのにはどんな意味があるのでしょうか?
酒屋の軒下に杉玉が飾られる理由や意味について知っていきましょう。
酒屋の軒下にある丸い玉は杉玉
お酒を造っている酒屋さんの軒下に、丸い玉がぶら下がっていること
あなたは遭遇したことはありませんか?
気づいた初めは緑色の玉ですが、3年ぐらい飾ってありますよね。
軒下にぶら下がっている丸い玉は「杉玉」や「酒林」と呼ばれています。
この杉玉を軒下にぶら下げることで、新酒ができたことを報告しています。
杉玉といわれるだけあって、杉の葉っぱで作られています。
新酒ができたら、緑色の杉の葉で杉玉をつくって、
茶色くなるまで5年ほどぶら下げておきます。
杉玉が飾られる理由や意味は?
杉玉がなぜ飾られるのか、理由や意味について知っていきましょう。
杉玉は新酒ができたことをおしらせするために飾るものです。
茶色くなった杉玉は新酒がおいしくの見頃です
というのを知らせるために軒先にぶら下げるものでした。
秋に収穫された新米を使ってお酒を仕込むと、年末ごろには
伊根の、日本で一番海に近い酒造元「向井酒造」にも行きました🚶
杉玉が、新酒の熟成具合を教えてくれてます。
良い味出してますわ😄 pic.twitter.com/XhLNVYGdcT— 竹井 宏太朗 (@uRia2BmcrKLefjC) 2016年10月1日
しかし今では、新酒をしこみましたよという意味でつかわれることがおおいようです。
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杉玉はなぜ杉の葉っぱで作られる?
さて、杉玉はなぜ杉の葉っぱでつくられるのでしょうか?
あなたもきになりませんか?
お酒を造るのに必要なものに、杉の木からできたものがよくつかわれているからなんだそうです。
お酒を漬けこんで寝かせておく樽も、米を発酵させる樽もすべてが杉の木からできています。
日本酒造りには杉の木が欠かせないから、杉の葉っぱで杉玉を作ったというのではなく、
杉の木には殺菌効果ががるので、日本酒造りに欠かせないものになったから
杉玉は杉の葉っぱでつくるようになったんだそうです!
杉玉職人の今日の杉玉。先日伺った馬車道の #割烹sou さんに納めさせていただいたのを、別アングルで。 #日本酒 #sake #杉玉職人 #杉玉 #馬車道 #interior https://t.co/NeFUYZxbri pic.twitter.com/OLEhHdaEfw
— 杉玉職人の勝手な酒日記 (@Sugidama_sake) 2016年9月20日
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