PKO協力法とはいったい何のことでしょう?
PKO協力法という、平和維持活動を自衛隊が行う法律が日本にできました。
カンボジア派遣された自衛隊はどのような活動をしたのでしょうか。
このPKO協力法は、カンボジアで起こっていた内戦の解決のために
自衛隊をカンボジアに派遣していました。
今回は、PKO協力法とはいったいどんな法律で、
派遣先のカンボジアではどんなことをしてきたのか。
自衛隊の活動内容についてとりあげます。
PKO協力法とはいったい何?
まず、PKO協力法というのは《peace keeping operations》の略称です。
日本語訳をすると国連平和維持活動となります。
国際連合に所属している国同士が、平和を守るために争いが起こった国を
平和にするための支援をする活動です。
紛争拡大を防止したり、休戦や停戦が行われているかを監視し、
治安の維持に努めます。
国同士の戦争ならば中立にたち、
どちらの国とも関係のない国から人員が派遣されてきます。
このPKO協力法は1992年に作られています。
作られたその年にカンボジアに派遣されました。
カンボジアに派遣された背景
国際平和協力法(PKO協力法)によって自衛隊が派遣されたのはカンボジアです。
なぜカンボジアに派遣されたのかというと、
当時カンボジアでは内戦が起こっていたからです。
1970年にカンボジアの国王が倒れてから、
1993年に民主政権が誕生するまで内戦が起こっていた状況です。
民主政権で大統領が選出されるまで間に日本の自衛隊がPKO活動をしていました。
ポルポロというと、なじみがあると思います。
王政が倒れてから、民衆の先頭にたったのが共産主義者のポルポト氏でした。
ポルポト氏を倒すために、民主主義が生まれ、その二つが対立していました。
カンボジアに派遣された当時、休戦条約を結んではいましたが
ほとんど紙の上の話で、ほぼ内戦がえんえんと続いたそうです
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カンボジア派遣された自衛隊の活動内容
王政が破綻し、民主政治が始まるまでの、
人道的支援と選挙の監視管理が主な内容だったようです。
民主化するまでの間にも、ベトナムに戦争吹っかけてみたりと
PKO活動をするにはかなり治安が悪かったそうです。
カンボジアであたった活動は、国道を作る任務でした。
地雷が埋まっているかもしれない、土ぼこりの舞う道ともいえない場所に、
地雷を除去しつつ道路を作っていったそうです。
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