ふきのとうはてんぷら!でもあく抜きのコツは?春の味の旬な食べ方

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ふきのとうはてんぷらが一番おいしい!

そう思う人は多いでしょう。

ふきのとうの調理はあく抜きするのが一般的。

ここであなたにお聞きします。

おいしいてんぷらはあく抜きしてるでしょうか?

 

ふきのとう料理のあく抜きのコツとはなにでしょうか?

 

 

このページでは食べたことない人向けに春が旬のふきのとうの食べ方と味についてと、

おいしいてんぷらの作り方とそのコツ、

その他のふきのとう料理にも使えるあく抜きの方法とコツをお伝えします。

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ふきのとうって

ふきのとうは春先に出てくるフキの花のことです。

 

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毎年1月はじめから2月中ごろまでに蕾として地表に顔を覗かせます。
ふきのとうは一般につぼみの状態で食べられることが多く、

花が咲いたものは避けられることが多い。
花は雄花と雌花があるがどちらも食用である。

 

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ふきのとうの旬と味

ふきのとうは早春に採れるフキのつぼみであるため、旬は1月~2月である。
味はほろ苦い。
一般に出回っているふきのとうは愛知早生や水フキという品種

水フキは別名タニフタギとも呼ばれる。
一般に出回るふきのとうは野生のものだけでなく、

農家で栽培されるものも多い。
栽培される品種では苦味が少なく調理しやすいのが特徴。

 

 

ふきのとうの食べ方はてんぷら

旬の食べ方として、てんぷらや煮物、味噌汁、ふきのとう味噌などがある。
一般にあく抜きをしてから調理される。
基本的にあく抜きをする時間でふきのとうの味の苦さを調節する。
ふきのとうが好きな人は、フキの風味や苦味を楽しんで食べることが多い。
てんぷらは中でも苦味が一番抑えられる食べ方のため、

はじめて食べる方やそうでない方でもかなり好評です。

 

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ふきのとうのてんぷらの作り方とコツ

材料
ふきのとう
・小麦粉(てんぷら粉)
・卵
・天ぷら油

下準備
1.ふきのとうの外側を1枚はがし、根本や葉先の茶色い部分を取り除きます。
2.土やゴミをきれいに洗います。
3.洗ったふきのとうの葉の部分を開きお皿等に移します。
4.重曹を入れて沸かしたお湯にふきのとうを入れ、3~4分弱火で茹でます。
5.水で10分ほど晒します。
6.水気をしっかり切ります。

 

※4と5はふきのとうのあく抜きです。

ふきのとうのあく抜きはほとんどの方がしませんし、

人によっては洗うことすらしないそうです。

 

※花が開いているふきのとうは花をとります。
 食べたときの触感が悪いため。

 

調理法
小麦粉使用の場合
1.ボールに小麦粉、卵を入れ水であわせます。

2.油の温度は160℃~170℃の低温です。
3.かるく衣にくぐらせ、油の中へ入れてください。

5分くらいして、衣が半透明になってきたら出来上がりです。

コツは、低温の油でしっかりふきのとうの水分を飛ばすことです。

白っぽい状態では、衣の水分がまだ抜けていませんので、もう少し揚げましょう。

 

ふきのとうのてんぷら

 

 

ふきのとうをきれいにおいしく揚げるコツ

どちらの揚げ方でも、花の方を下にして、

菜箸でもちながら、揚げるときれいに揚がります。

いっぺんに多く揚げると温度が下がるので、少しづつ揚げましょう。
ふきのとうを洗わない方などは、

先に葉の部分を軽く揚げてから花を揚げるときれいに揚がるそうです。

私は気分によって作り方を変えますが、

小麦だけの作り方は衣のサクサク感が持続しますので、以外におすすめです。
また、味付けで最後に塩をふるのが一般的な食べ方ですが、

塩はこだわるとおいしさにかなり影響します。

塩を振る以外にも、少量の岩塩につけて食べてみるのもオススメの食べ方です。

 

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ふきのとうのあくの原因

ふきのとうのあくとは、ふきのとうに含まれる毒のことです。
フキの葉や茎、ふきのとうには肝臓に影響を与える

毒のペタシテニンという物質が含まれています。
ペタシテニンは別名フキノトキシンと呼ばれ、

ピロリジジンアルカロイドの物質です。
強い苦み、しぶみがあり、肝中心静脈血栓症や肝癌を引き起こす原因になります。
あくは昔から灰を混ぜた水を使って抜くため、

漢字で書くと灰汁抜き(あくぬき)とかかれます。
ふきのとうのあく抜きとはつまり毒抜きなのです。
ただし、ふきのとうの毒はおそらく少量です。
海外産のフキの仲間では家畜の死亡事例などは聞きますが、

日本産のフキによる中毒は聞いたことがありませんので、

よほど1度に多量摂取しない限りは問題ないでしょう。
また、毒素は体内で早急に分解されますので、

毎年食べているからという毒の蓄積は

ありませんので心配しないでください。

 

 

あく抜きのコツ

ふきのとうのあく抜きは重曹を入れたお湯で軽くゆでて水にさらすです。
あく抜きのコツは沸騰したお湯に弱火でゆでること。
ふきのとうの味は苦いだけですので、
少ししんなりしたら火がとおった証。
3~4分弱火で茹でた後、水で10分ほど晒しましょう。
この時、晒す時間でふきのとうの味とあくの抜け具合が決まります。
私的には長い方が良いのかなぁと思ったりもしますが、

長すぎるとふきんとうの風味も減ってきます。
コツは茹で時間を長くしすぎないこと。
水にさらした時、あくが抜けにくくなるので

茹で時間は長すぎずを意識しましょう。

あく抜きのコツではありませんが、

その後の調理のコツとして、てんぷらにするときはしっかり水気を切ること。
佃煮などの煮物にするときは

最後に水でさらっとすすぐと、その後の料理がおいしくできます。

 

 

 

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