東芝が白物家電事業を中国の美的集団に売却することがきまりました。
これで、東芝に残された道は、原発とインフラとストレージ事業の3択になりました。
かつては日本を代表する会社だったのに、時代の読み間違いをすると恐ろしいですね。
白物家電事業の売却先は中国の美的集団という会社です。
社名からみると、どうみても家電を作っている会社に思えませんが、
思わぬ縁から、売却が決まったとのことです。
すべての始まりは粉飾決済
東芝といえば、日本の家電事業の会社です
ソニー、シャープとならんで、日本経済を引っ張ってきた歴史があります。
そんな大きな会社が今危機を迎えています。
その原因となったのが、過去3代にわたっての粉飾決済です。
粉飾決済というのは、実際には赤字なのに赤字でないように見せかけることです。
中国と韓国の経済成長と技術力の向上によって
白物家電事業は伸び悩み、変化の時は遅かれ早かれ近づいていました。
そんな時に、粉飾決済をしたという発表がありました。
社長の圧力という名前の経営判断が行われていたのです。
それにより、構造改善というメスで
次々に決まる売却先
粉飾決済が発覚してから事業縮小のために、
たくさん抱えていた事業を売却しています。
家電事業を売却するさきは、中国の美的集団。
個々の会社は以前までは東芝の下請け企業として、発注をしていました。
下請け企業にいつしか追い抜かれ、立場がいつしか逆転してしまいました。
美的集団ときくと、サプリメントや
健康器具を売っているっているイメージをしてしまいますね。
医療事業はキャノンに6000億円で売却が決まりました。
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残されたもの、インフラ、原発、ストレージ
そんな窮地の東芝が生き残りをかけたのは、
原発、インフラ整備、ストレージこの3つです。
特に、東芝は原発に生き残りをかけているようです。
しかし日本は原発で歴史に残る大惨事を引き起こした国で
ほんとうに原発を輸出して生き残ることができるのでしょうか?
妖精の解答ポイント
情報社会になって、スピードが命になった現代では
日本古来の会社体系では生き残っていけないということなのでしょうか。
時代の流れと環境によって生き残りが難しくなっているということでしょう。
グローバルな生き方が今の日本企業には求められているのです。
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