アベノミクスって成功?それとも失敗したのでしょうか。
安倍政権が掲げている成長戦略のことをアベノミクスといいます。
失敗だったとも成功しているとも両方の意見が混在していますが、
どちらの意見も両方とも見てみましょう!
アベノミクスはいつから始まっていつまでつづくのでしょう、
そのほか知っておくべきアベノミクスについてまとめてみました。
アベノミクスは成功?それとも失敗?
第1次安倍内閣における経済政策の総称として命名された
政治戦略の名称のことです。
ttp://www.kantei.go.jp/jp/topics/2014/leaflet_seichosenryaku.pdf
安倍(アベ)首相がおこなう経済「エコノミクス(economics)」
これらを足し合わせて新たに作られた造語がアベノミクスです。
レーガノミクスというアメリカ大統領がおこなった政策から作られています。
アベノミクスは成功したとも失敗したとも両方の意見が混在しています。
ある局面をみると成功しているといえますが、
ここは失敗しているなんてところもあります。
アベノミクスって?
まず、アベノミクスというのは日本の総理大臣安陪信三氏が打ち立てた
日本の景気を良くするために日本政府が実行していく宣言文です。
アベノミクスでは3つの段階的な戦略をねっていて、それが順々効果をだすことで
景気を良くして、デフレを脱却します。
アベノミクスの解説に欠かせないものに、三本の矢というものがあります。
一本の矢では弱くて折れてしまうけど、3本の矢は折れないのだという言葉から
折れないようなに頑丈に、日本の景気が良くなるようにと命名されています。
- 1本目の矢、大胆な金融政策
お金の流通量を増やします。
- 2本目の矢、動的な財政出資
国から民間にお金が回るようにします。
- 3本目の矢、民間投資を喚起する成長戦略
企業が参入できなかった規制の壁を低くして、参入しやすくします。
お金を増やして、公益事業で仕事をつくり、規制緩和で企業活動を活発にする
これらがアベノミクスにおいて重要なことです。
[ad#co-1]
アベノミクス成功説
2012年12月に始まったアベノミクス景気ですが成功と言われています。
現にアベノミクスのおかげで、大卒の就職率は過去最高を更新し続けており
大卒の就活は売り手市場で、企業が人で不足で悩んでいる状況です。
オリンピックを誘致することができたことにより、箱物建設に沸いています。
内閣府が出している、アベノミクスを開設するページによると
アベノミクスの成功の結果としての数字が上がっています。
・生産指数(鉱工業)
・鉱工業用生産財出荷指数
・耐久消費財出荷指数
・所定外労働時間指数(調査産業計)
・投資財出荷指数(除輸送機械)
・商業販売額(小売業、前年同月比)
・商業販売額(卸売業、前年同月比)
・営業利益(全産業)
・有効求人倍率(除学卒)
これらはアベノミクスが成功したから、数字が伸びているといえるのではないでしょうか?
この資料はここから見れます。
アベノミクス失敗説
一方でアベノミクスは失敗だったはずのだけど、
トランプ政権やら中国の経済不振やらでうやむやになってるよねって意見もあります。
アベノミクスが失敗だったという理由はいくつかあります。
(1)円安により企業収益が増えたとしても、実質賃金が下がる。
(2)大企業と中小零細企業、格差拡大が重層的に進んでしまう。
(3)世界経済が芳しくない見通しにあるので、円安だけでは輸出は思うように増えない。
(4)トリクルダウンなどという現象は起きるはずがない。
などなどいわれています。
総じてアベノミクスはまだまだ成功とも失敗とも言えない状況です。
安倍政権が終わり次の政権になったときにはじめてわかるものなのではとおもいます。
アベノミクスはいつからいつまで?
アベノミクスはいつからいつまでつづくのでしょうか。
安倍晋三さんが総理大臣として取り組んでいくのがアベノミクスです。
アベノミクスが始まったのは、総理大臣として就任したときからです。
第96代内閣総理大臣に任命された、2012年(平成24年)12月26日から始まっています。
安倍さんの任期は2014年(平成26年)9月3日まででしたが、再登板で
2017年現在でも首相であり続けています。
アベノミクスは安倍総理大臣が総理大臣をやめる日までつづきます。
アベノミクスは新しい局面!
アベノミクスは新しい局面に入っています。
アベノミクスはまだまだつづいています、現在では新三本の矢を掲げてい政策を続けています。
新三本の矢では、投資の促進、人材の活躍強化、新たな市場の創出を掲げています。
そして第四の矢というものも登場し、世界経済とのかかわり強化も追加されています。
コメント