果樹の苗木を庭に植えて、果物を楽しみたいとあなたも思うでしょう。
果樹の苗木を定植するために必要なことをまとめてみました。
植物だし、どの時期に植えても水さえ上げてれば平気だよね?
いえいえそんなことはありません。
苗木の定植に最適な時期と、正しいやり方、お世話の仕方を解説します。
果樹の苗木を定植したい!
庭に好きな果物の苗木を植えて、自分の手で育てて楽しみたいと思うでしょう。
果樹の苗木を買ってきて、地面に植えて水やりしてれば大丈夫!
そう思っているなら大間違いです。
桃栗三年柿八年といわれるように何か物事をなすには、時間がかかります。
苗木を植えてから少しでもいい状態で成長させるためにも、
定植の時期と、正しいやり方、管理の仕方は大事なことになります。
苗木を地面に定植させるのならば、最適な時期ややり方管理の仕方があります。
おいしい果物を育てたい思っているならば、知っておいて損はないですよ。
苗木の定植の仕方から、最適黄な時期やり方について知っていきましょう!
定植したナシの苗木 早く大きくする方法
web版あっちの話「黒マルチでナシの苗木を一年早く大きくする」https://t.co/tzZ0I5kBpR 苗木を植えたあとすぐ、木の周りに黒マルチを敷くだけ。ポイントは雨が降った後に… pic.twitter.com/4ZiO4O7bTH
— 農文協(ルーラルネット) (@ruralnet_update) 2016年8月10日
苗木の購入
まずは、いい苗木を購入してください。
いい果樹苗木は11月下旬~12月上旬頃ごろにいい苗が入手できます。
秋に購入しても寒さが厳しく、雪が降る場合秋に購入した苗を
越冬させて春先に植えることもできます。
来春定植のぶどう苗木です。苗木のパワーをもらって楽しいシーズンの始まりです。 pic.twitter.com/p8HzYE51to
— JoyFarmの父ちゃん (@nasuotusan) 2016年3月16日
苗木の定植の仕方
苗木を植えるために、まず深さ50㎝程度の穴を掘ります。
苗木を植える前に、12時間ぐらい根っこを水に浸して、
苗木に十分水を浸して給水させておきましょう。
定植がすぐにできない場合も、充分に吸水させてから仮植します。
根部を風に当てたり、直射日光に当てると乾燥し枯死の原因となりますので吸水後は早めに定植しましょう。
苗木を購入したら、仮植えでいいので早く植えてしまします。
植えつけは根を放射状に広げ、各々の根に細土が密着するように丁寧に土をかけます。
土をかけたら苗木を軽く持ち上げるようにしながら足で軽く踏みつけ、多量の灌水をして下さい。
植えつけの深さは、接木部を地表面より高くして、沈降しても地表面下にならないようにします。
植えつけが完了したら支柱を立て、春期に敷ワラを行って乾燥防止と雑草の発生を押さえます。
2.植え付け後の管理
植えつけ後に雨のない時は、充分な灌水を行い、病害虫の初期防除に努めて下さい。
一か月に一度100グラム程度の肥料をあげてください。
頻繁に肥料をやると根っこが痛むので、肥料をまく場所はかえてください。
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適切な時期と理由
苗木の定植は、11月末から12月にかけてが最適な時期です。
鉢植えの植え替えとは少し違いますね。
なぜこの時期の行うのかには理由があります。
冬の時期は、虫の害も病気の発生も抑えられます。
日照量は少ないですが、じっくり時間をかけて根っこを地面につけることができます。
根っこがしっかり大地にねざしていれば、春に一気に葉っぱを出して成長ができます。
葉っぱをたくさんつけて光合成をしっかりするためには、
根っこから水分を取らなくてはいけません。
根を張るというのはとっても大切な作業なんです。
地面に根をはるためにも、定植の後しっかりと水やりをしてください。
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