PKOと集団的自衛権の違いは何なのかあなたは説明できますか?
まず、PKOと集団的自衛権の違いはまったくの別物です。
PKOは平和維持活動のことで、集団自衛権は、国に認められた権利です。
PKOと集団的自衛権のどちらにも自衛隊はかかわりますが活動内容は
まったく違ったべつものです。
今回は、PKOと集団的自衛権の違いは何から、派遣された自衛隊の活動内容についてです。
そもそもPKOって?
まず、PKOというのは《peacekeeping operations》の略称です。
日本語訳をすると国連平和維持活動となります。
国際連合に所属している国同士が、平和を守るために争いが起こった国を
平和にするための支援をする活動です。
紛争拡大を防止したり、休戦や停戦が
行われているかを監視し、治安の維持に努めます。
国同士の戦争ならば中立にたち、どちらの国とも
関係のない国から人員が派遣されてきます。
軽武装の組織と、非武装の組織の二つがあります。
日本の自衛隊が従事するのは、非武装組織のほうです。
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集団自衛権ってどんなこと
では、集団的自衛権についてです。
最近集団自衛権を持てるようになったというニュースで記憶に新しいと思います。
この集団自衛権というのは、国際法でどの国も持つことを認められた権利のことです。
この権利をもっている国は、もし攻撃されたとき
第三者の国と一緒ならば反撃をすることができる権利です。
直接攻撃を受けている国を、支援して揚げれるというのが本質ですね。
集団自衛権の権利を使うか使わないかは、国の中で決めます。
日本でひと悶着あったのは、集団自衛権を日本が持つと戦争に
借り出されるかもしれないからもめていました。
結果をいうと集団自衛権を持つことは先送りになりました。
PKOと集団的自衛権の違いは何?
PKOと集団的自衛権のそれぞれはまったく違うものです。
一方的な戦争に対抗する手段の集団的自衛権と、
平和を維持する活動はまったくもって違います。
PKO活動に派遣された自衛隊の活動内容とは
派遣先で自衛隊がするPKO活動の内容は、派遣される国から要請があります。
自衛隊員は要請に応じて、インフラを整えていきます。
PKO活動のインフラ整備というのは、人々が生活しやすい環境を整えることです。
橋を作ったり、水路を直したり、道路を作ったりすることですね。
2012年から南スーダンにて自衛隊はPKO活動をしています。
そのなかでは、大学の敷地を作ったり、幹線道路を作ったりしています。
また、難民への給水活動やトイレの設置医療支援なども行っています。
http://www.mod.go.jp/j/approach/kokusai_heiwa/s_sudan_pko/pdf/gaiyou.pdf
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