「失敗は成功のもと」ということわざを、
あなたはただ失敗をしたときのリカバリーや前向き思考と安易に考えていないだろうか?
本当に大切なことを理解しなければ「失敗は成功のもと」には成りえない。
成功するにはどんなことでも条件がある。ことわざの意味についてもう一度考え直してほしい。
失敗は成功のもとではない!成功するには条件がある。あなたの気持ち一つで掴み取れる!
辞典によることわざの意味
まずは、失敗は成功のもとの本当の意味を辞典から見てみよう。
辞典によって解説が少し違うが、調べてみると以下のとおりである。
失敗すれば、その原因を反省し、方法や欠点を改めるので、
かえってその後の成功につながることになる。失敗は成功の母。
失敗は成功のもととは、失敗してもその原因を追究したり、
欠点を反省して改善していくことで、かえって成功に近づくことができるということ。
失敗をしても、何がダメだったかと検討をしないと失敗をしても意味はない。
漢字では「失敗は成功の基」と書き、基という字は基礎や基盤を作るということである。
さて、ほかにも似たような意味をもつことわざとして
「しくじるは稽古のため」、「七転八起」、「失敗は成功の母」、
「失敗は成功を教える」、「七転び八起き」、「禍を転じて福と為す」
などなど似たような言葉を先人たちは残している。
失敗は成功のもとではない!
あなたの失敗は、本当に成功するための基盤になっているだろうか?
何も考えないで失敗ばかりしていても、
失敗から得られる教訓は同じ失敗を繰り返さないことだけである。
失敗は成功のもとに成りえるか?
失敗から成功する方法を導く手段に、PDCAサイクルという理論がある。
PDCAサイクルという言葉は、一度は聞いたことがある人も多いだろう。
しかし、PDCAサイクルの、本当の意味をあなたは知っているだろうか?
これからPDCAサイクルについての説明をするが、この理論には大事な大前提が抜けている。
その大前提がなければ使う人によって効果はまちまちとなってしまうのだ。
PDCAサイクル
① Plan:計画
② Do:実行
③ Check:確認
④ Action:変更
「計画」を立て「実行」し、それが目的に沿っているかを「確認」し、
そぐわない部位を「変更」し、もう一度「計画」を立て直し…
と目的を達成し、物事をよりよい方向へ導くためには
何度もPDCAサイクルをまわして行動を改善すこと行うのが物事を成功へ導くのだ。
この方法だと一見確実に成功するかに思える。
ならばあなたに問う。
いったい何時になったら成功するのだ?
そう、PDCAサイクルには「いつまで」という期間設定がない!
この時間を定めずしてPDCAサイクルを行っている人は大多数だ。
時間を定めるのはPDCAサイクルを行う当人だ。
つまり、PDCAサイクルを行う当人が目的達成を本気で考えない限り、
運や時間経過でしか目的達成はない。
目的を達成させるためには、
明確な目標と期間が定まった(具体的な)計画が必要なのである。
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成功するには条件がある
あなたは料理を作ったことはあるだろうか?
どんな料理を作るにしても以下の手順を踏むことになる。
①何を作りたい、食べたいかを考える(イメージする)
②作り方を考える、もしくはレシピを探す
③①を作るための道具がそろっているか(調理環境が整っているか)を確認する
④材料を揃える
⑤実際に作る
⑥味を確認
⑦満足いくかを確認し、いかない場合は味を変更し⑥に戻る
もしくは①~④に戻る、あきらめる
⑧完成
料理には再現性がある。
同じ手順を同じ環境下で、まるで動画で再生されているかのように、
一寸の狂いなく動けば必ず同じものが出来上がる。
同じメーカーの同じ味で、さらに製造日が同じカップ麺を食べて、
味が根本的に違うと感じる人はいないだろう。
料理には条件がある。
レシピは最低限の情報であり、
書かれてない事柄には「コツ」と呼ばれたりもする。
同じ料理を同じレシピを使って調理しても、違うものが出来上がってしまうのは、
レシピに書かれていない、実行できてない条件があるからだ。
成功に必要なものは何か?
どんな目的を達成する方法にも、料理と同様必ず条件がある。
しっかりと作りたいもの、達成したいことを描けていたら
②の段階であいまいでもおよその調理時間は想像できる!
時間の見積もりができないのは計画が甘いだけだ。
以下、再現できない原因について語る。
再現できない事柄にはおよそ5つのどれかに問題がある。
・前提条件(調理できる環境、材料が本当は揃っていない)
・現象についての理解(思い描いている料理のイメージが現実と理想でかけ離れている)
・理論の組み立て等が間違っている(レシピそのものが間違っている)
・まだ知らない情報がある(コツ等が該当)
以上を改善すれば、あなたの成功の手助けになるだろう。
条件が整えられるものは全て再現が可能だ。
ならば成功する条件を考え出せ。
目的によっては、あなた自身、他の人、モノ、それらを取り巻く環境、
これらを自分の目的に向けて変えろ!
そのために、何が必要かを考え動く!
あなたがやる気なら、条件が整った時、成功するでしょう。
ヒントは「あなた自身」「他の人」「モノ」「それらを取り巻く環境」です。
この内のどれか、あるいは複数をあなたの力で変えなさい。
そうすれば、おのずと成功する方法もわかるでしょう。
人の動かし方、環境の変え方等はまた別のページでお話しするかもしれません。
まとめ
失敗を成功のための基盤にしようとしないと
失敗は成功のもとには成りえない!成功するには条件がある。
環境を整えれば、あなたの気持ち一つで成功はつかみとれる!
最後に、あなたの知りたい成功は成功者のみが知っている。
余談
自分が目指しているものに先人がいるのでしたら、迷わず教えを請いましょう。
まぐれだろうが、成功者は成功条件を知っています。
(自覚してないかもしれませんが)
あと、詐欺にはかからないように。
一例ですが、多額のお金を稼いでいる人、
1億円くらい年収で稼いでいる人はこう考えている人が多いみたいです。
稼ぐなら初めから億狙い!年収1000万円狙うよりも楽だとか。
実質作業量は1000万円稼ごうが1億円稼ごうが大差ないらしい。
その人たちからのアドバイスは
「まずは自分の時給を1000円以上に設定し、それに見合った質の仕事をやってごらん」
だそうです。
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