消しゴムといえば、間違えた字を消すためのツールです。
そのほかにも、消しゴムで作るハンコが話題になったこともありますね。
お店で消しゴムを買うと、消しゴムに紙でできたケースがついています。
この紙のケースはなぜ必要なのでしょうか?
紙ケースが存在する理由についてまとめていきます。
消しゴムの紙のケースはなぜある?
プラスチック製の消しゴムは、紙ケースに入っていますよね。
「使うときにじゃま」という理由で、すぐに取ってしまう人もいれば
ちっちゃくなっても紙ケースのサイズを調整して最後までつけておく人もいます。
消しゴムでハンコを作ったり、もちろん鉛筆で書いた文字を消すためにも使われます。
角をつぶさないように一か所だけで消していったり、
消しゴムのカスを集めてネリケシにしてみたりと思い出がありませんか?
あの紙のケースがなぜ必要なのでしょうか?
消しゴムに紙ケースがついているのにはそれなりの理由があります。
引き出しの奥からなくしたと思っていた消しゴムが出てきて
とろうとしても引っ付いてなかなか取れなかったことあるとおもいます。
引っ付くのを防ぐのに、消しゴムの紙ケースはついています。
なんで消しゴムは引っ付く?
ほっておいてしまうと消しゴムは下に置いてあるものと引っ付いてしまうことがあります。
引っ付くのを防ぐのに消しゴムの紙ケースはついているのですが、なぜひっつくのでしょうか?
その原因は、消しゴムの製造過程で使われるとある材料によるものです。
その材料というのは可塑剤といい、プラスチックを柔らかくする特性をもっているます。
消しゴムはプラスチックが原料です。
そのプラスチックをやわらかくするために可塑剤が使われます。
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可塑剤を用いた消しゴムが、他のプラスチック製品とくっつくと、
やわらかくなったり溶け出してしまいます。
なので紙ケースがなければ、新品の消しゴムを一ダース買ったら一つ餅になってしまうのです。
消しゴムの紙ケースは、そうしたトラブルを防ぐためについているのです
消しゴムの汚れ防止用ぐらいにしか考えていなかった人も多いでしょう。
しかし実は化学反応を未然に防ぐという大切な役割を担っていたというわけなんです。
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