キャベツといえば食物繊維の量が多い野菜として紹介されます。
どれぐらいの食物繊維量があるのでしょうか?
そして食物繊維といえば、最近二種類の食物繊維があることがわかりました。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
この2つの食物繊維があるおかげで、便秘が解消されます。
キャベツの食物繊維量と二つの食物繊維についてまとめて行きます
キャベツの食物繊維量
キャベツは食物繊維の量が多いというので、
いろいろな健康番組の比較対象として登場しますよね。
キャベツといえば、とんかつに欠かせない付け合せでもあり、
お好み焼きやたこ焼きの具にもなりますよね。
さて、そのキャベツに含まれている食物繊維量は
どれぐらいなのか調べてみました。
キャベツに含まれている食物繊維は、100gあたりで
水溶性食物繊維 0.4グラム
不溶性食物繊維 1.4グラム
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合計 1.8グラム
という結果でした。
ちなみに、一日に摂取しなければならない食物繊維量は
男性で19グラム以上
女性で17グラム以上
が適正な摂取量です。
キャベツだけで一日の摂取量を補おうとすれば、
18g÷1.9g=105.5g
17g÷1.8g=9.4444g
これをキャベツ100グラム当たりに直すと
女性だと944gで、男性だと1055g摂取しなくてはいけません。
一日にキャベツ1玉食べれば、
必要な食物繊維をカバーできる計算になりますね。
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キャベツに含まれる効果
キャベツには食物繊維のほかにどんな効果を持った
栄養素が入っているのかを見てみましょう!
カリウム
体液バランスを整えるのに不可欠なミネラルで、
体内から老廃物を排出するはたらきがあります。
汗をかくことで、水分と一緒に排出されるので
カリウムが不足すると、むくんだり足がつることもあるようです。
むくみの解消や体の塩分を調整する役割もあります。
ビタミンC
抗酸化作用が強いのでアンチエイジングに利用されています。
たんぱく質と結合してコラーゲンを精製することが知られています。
さらに、メラニンの精製を抑制し美白効果も期待できます。
ビタミンU
キャベツから発見されキャベジンという名前で知られています。
胃の粘膜を保護し胃腸の働きを整えるので、焼肉の油負けや
胃もたれを防いでくれることが知られています。
肉料理やてんぷらの付け合わせにキャベツや野菜がのるのは、このキャベジンが含まれているので
胸やけ防止をするためにたくさんの千切りがのっているです!
胃や十二指腸潰瘍の発生も抑制するともいわれています。
食物繊維
いわずと知れた、便秘改善効果のある成分。
とりすぎると下痢になり、不足すると便秘になります。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維
食物繊維には、
水に溶ける水溶性食物繊維と
水に溶けない不溶性食物繊維があります。
どちらも腸内を移動しながら不要物をからめとり腸内をきれいにします。
排便を促して便秘を予防したり、大腸癌の予防にも効果があります。
また、糖質の吸収コレステロールの吸収をおさえるなど
生活習慣病の予防にも役立ちます。
食物繊維というものは、人間の体には吸収されません。吸収されない物なのですが、体に必要なものです。
水に溶ける食物繊維は、水分をたくさん含むのでかさましに使われています。
水溶性食物繊維を含むものとしてチアシードやバジルシードといった種子に含まれています。
チアシードやバジルシードがはいったカエルの卵のような飲み物がスーパーにもならんでいますよね。
水に溶けるので、お水を一緒に飲みながらだ摂取すると効果が最大限えられます。
キャベツの場合では、水溶性の食物繊維量は少ないのですが、水分もしっかりとることも便秘予防になります。
不溶性の食物繊維は、水に溶けない食物繊維です。
油汚れを掃除するときに、乾いたペーパーでふき取りますよね。
これが体の中で起こると、腸の汚れをからめとりつつ、排便を促す効果があります。
妖精の解答ポイント
食物繊維は、水溶性のものと不溶性の食物繊維の両方を
バランスよくとらないとだめです。
どちらか一方だけの量が多いと、下痢か便秘に偏ります。
水溶性食物繊維の摂取量が増えると、下痢になり
不溶性食物繊維の摂取量がふえると、便秘になります。
不溶性食物繊維のほうが、便が硬くなりやすいのが便秘の原因です。
なので、野菜を取るだけではなく、しっかりと水分も取りましょう!
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