液体の塩を見たことありますか?
海の水は違いますよ、海は水に塩が溶けている状態です。
地球上の物質には三つの状態があり、これを三態と呼びます。
物質は液体、気体、固体があります。
固体のものでも熱をかけると、液体になります。
これは塩でも同じで、塩だけの液体というものが作れてしまいます。
液体の塩なんてあるのか
塩を液体にするには、ものすごい熱で溶かさないと液体になりません。
塩の結晶が液体になると、融解塩という名前で呼ばれます。
融解するには、800度まで温度をあげなければ
融解塩になりません。
この高温になった融解塩を水に入れるとどうなるのか
そんな疑問をもった挑戦者がいました。
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水に液体の塩を入れると、爆発する
さて、溶けた塩を水の中にいれるとどうなるでしょうか
普通に考えると食塩水ができると思いますよね。
これを実験した人がいました。
その動画はこちらです。
なぜ爆発したのか
液体の塩を水に入れるとなぜ爆発したのでしょうか?
この爆発は水蒸気爆発といわれるものです。
水蒸気爆発は、液体と気体では同じ質量でも体積が違います
ことなる体積の違いが原因です。
液体が気体になると、短時間の間に体積が増えます。
体積が増えるので、水蒸気による爆風がおこるのです。
液体になった塩は、温度が800度を超えています。
その800度の塩が、100度で沸騰して気体になる水に入るので
液体の塩に触れた部分から、どんどん水が気体になるので
水蒸気爆発が起こったというわけです。
妖精の解答ポイント
こんな実験がほいほいできる環境に行きたいですね。
本当にそうなるのか検証したい事柄がたくさんあります。
たとえば、チアシードはどのぐらい食べたら下痢になるのかとか
何グラムの寒天と水を摂取すれば、下痢になるのかとか検証したいです。
仮説をたてて実験して検証する、そして仮説を見直す
この過程は、なにをするのにもかかせないこうていですよね
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