アボカドの種の栽培が話題になていて、あなたも挑戦されているのではないでしょうか?
南国果物のイメージがあるアボカドですが、寒冷地でも栽培は可能なのでしょうか?
アボカドの栽培に必要な栄養分や、開花の条件や環境についてまとめていきます。
アボカド栽培における疑問のあれこれについて、まとめていきたいと思います。
アボカドの種を栽培中
アボカドが年中スーパーにならび手軽に買えるようになりました。
アボカドの実を買ってきて、半分にわけて果肉を食べた後の種を使って栽培を始める方が多いようです。
現に私もその一人となっています。
Twitterをみるとたくさんのアボカドの苗が今日も大きくなっています。
フラペチーノ容器での水耕栽培試して3ヵ月。やっと葉が開いたんですよ。アボカドです。 pic.twitter.com/761dxJZCWr
— かなる (@_kanaru) 2017年11月21日
アボカド栽培に必要な養分は?
アボカド栽培を開始したのがいいのですが、成長にはどんな養分が必要なのでしょうか?
アボカド栽培について調べていても、必要な養分についてはなかなか出てこないので探してみました。
アボカドは常緑樹という、常に葉っぱがついている植物です。植物の成長に必要なものは窒素、リン、カリウムの3つが必ずいります。
この3つをバランスよく提供できればだいたいのものは成長します。
アボカドの葉っぱの色は濃い緑で、葉っぱを落とさない常緑樹なので、窒素を多めに与えるとよいです。
葉っぱの色が濃い植物は窒素を多く必要とします、また窒素が多いと幹や葉っぱが強くなるのでしっかりとした木に成長できます。
2号(右)も大きくなりました( ´∀` )3,4号は未だ芽が出ない…#アボカド栽培 pic.twitter.com/QiIVE4bmKI
— 僕です…🍤 (@tweet_at_games) 2017年11月1日
開花の時期や開花環境はどんな条件?
アボカドの開花時期や開花の環境につても、まとめてみます。
アボカドは、自家受精をすることができる品種でありますが、雌雄が時間によってかわる雌雄異熟花という特性を花が持っています。
そのため自家受精が起こりにくいので、一本の木からとれるアボカドの量が少なくなってしまいます。
雌雄が時間によってかわる雌雄異熟花という特性には、2つのタイプがあるので2種類を混植すると実ができる確率があがります。
条件は以下の通りです。
- Aタイプ→1日目の午前中に雌しべが開花し午後に閉じ、2日目の午後に雄しべが開花する。
- Bタイプ→1日目の午後に雌しべが開花し夕方に閉じ、2日目の午前中に雄しべが開花する。
6年前に定植、ほとんどほったらかし栽培。今年は1つの木からこれだけ採れました。#アボカド pic.twitter.com/PMJjpnMp4v
— 生ゴミ堆肥づくり (@taihidukuri) 2017年11月8日
ほったらかしでも、ちゃんと実ができている例がありました。
こんなに実が取れるようになるまで、ながーいことかかりそうだな¥
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寒冷地でも栽培は可能???
アボカドの品種にもよるので、まずは品種ごとの最低気温を確認してみましょう。
アボカドの品種は、産地の違いによって3種類存在しています。メキシコ系、グアテマラ系、西インド諸島系、3タイプあります。
それぞれの耐寒温度はこうなっています。
メキシコ系 耐寒温度ー7℃
グアテマラ系 耐寒温度ー5℃
西インド諸島系 耐寒温度ー2℃
最低気温がー7度を下回るところでの栽培は難しいので、寒冷地では室内もしくはハウス栽培になります。
埼玉や宇都宮が外での栽培ができる温度の限界になるので、そこから東は観葉植物として鉢植えで育てるのがいいと思います。
あくまでも実をとるでなく、観葉植物どまりになると思います。
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