TPP,FTA,EPAはそれぞれ、貿易協定の略称です。
どれも似ていますが違いはどこにあるのでしょうか
今回は、TPP,FTA,EPAそれぞれの違いを簡単にわかりやすく解説します。
どれも共通するのは、関税をなくすこです。
TPPとは
まず「TPP」とは「Trans Pacific Partnership」
(トランス・パシフィックパートナーシップ)の頭文字をとった略語です。
日本語に訳すと【環太平洋戦略的経済連携協定】という訳。
このTPPに加盟するならば、関税の90%を廃止して
自由な関係をつくることが大前提になります。
加盟している国同士なら、どこでも取引可能です。
FTAとは
FTAは、Free Trade Agreementの頭文字をとったものです。
自由貿易協定と日本語には訳せます。
FTAをわかりやすく解説すると、ある国や地域との間で貿易をします。
貿易をすると関税がかかるのですが、この関税をなくして
モノやサービスの自由な貿易を一層進めることを目的とした協定のことです。
このFTAがカバーしているのは、関税の撤廃とサービスの外資規制です。
二カ国の間で行われます。
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EPAとは
EPAは、経済連携協定(EPA:Economic Partnership Agreement)です。
FTAでできることを基礎にしています。
EPAはFTAに加えて、複数のジャンルをカバーしています。
投資の促進、知的財産や競争政策等の分野での制度の調和
二カ国の経済をよりよくするための協定です。
TPP,FTA,EPAそれぞれの違いは?
TPP,FTA,EPAのそれぞれを見てきました。
3つともに共通するのは、
関税をなくして経済を豊かにするのはいっしょです。
TPP,FTA,EPAそれぞれの違いについてみてみましょう。
簡単に説明すると、2カ国だけでの貿易なのがFTA,EPA
加盟している多数の国と自由にできるのがTPPです。
こう見るとTPPが一番自由度が高いものになります。
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