タイワンハナガメという亀が新しく環境省の特定外来生物に指定されました。
特定外来生物にしていされると、新しく飼育や販売をすることができなくなります。
しかしすでに飼育しているハナガメは、環境省に書類を提出し許可をもらうことで
外来特定生物であっても飼育することができます。
ハナガメは台湾や中国原産の亀で、日本原産のイシガメやクサガメが生活する環境を奪い
日本原産の亀がいなくなる恐れがあるので外来特定生物に指定されました。
ハナガメが特定外来生物に指定
タイワンハナガメという亀が、環境省の外来特定生物に新しくとうろくされました。
外来特定生物というのは、その地域にいなかった生き物が
人間の活動によってほかの地域から来た生き物のことです。
外来生物法に基づき、ハナガメなど24種類の輸入・販売や飼育の規制が10/1から始まります。
すでに飼育している場合は、許可申請(無料)をして飼育が可能です。
対象種の確認はこちら↓https://t.co/A4faW6XcuH pic.twitter.com/OglI5RtRLz— 環境省 (@Kankyo_Jpn) 2016年8月15日
つまり侵略者です。
日本特有の種や生態系が崩れてしまう環境問題の一つでもあります。
2016年の8月に外来特定生物に登録されたので、まだまだ知らない人が多いと思います。
ハナガメと聞いてもピンときませんよね。
ハナガメはこんな亀です。
首の柄が特徴的で、見分けのしやすい亀でもあります。
あなたの家や近くの公園でこのハナガメちゃんを見つけても連れて帰ってはだめですよ。
ハナガメのほかにも特定外来生物として代表的で有名なのは、ミドリガメという亀です。
ミドリガメは通称で本当はミシシッピアカミミガメといいます。
ハナガメとは
ハナガメは、中国、台湾原産の亀です。
低地にある流れの緩やかな河川や池に生息しています。
半水棲ですが、日光を浴びたり地上を散歩することもあります。
カミツキガメのように肉食ではなく、草食よりの雑食です。
大きさは27㎝ほどになり、オスよりもメスのほうが大きくなります。
見かけの特徴は、顔から前足にかけての特徴ある模様です。
このように建て筋の模様が入ります。
ハナガメはイシガメ類という分類で、ハナガメと日本イシガメは同じ兄弟です。
さらにクサガメとも兄弟で非常に近縁の品種です。
[ad#co-1]
ハナガメの販売は禁止に
外来生物に指定されたので、販売と輸入が禁止されました。
販売がなぜ禁止になるのかというと、購入者が野生に放ってしまい
環境を破壊してしまうかもしれないからです。
また、販売ができなくなるのと同時に輸入もできなくなります。
販売、輸入が禁止されましたが、今飼っているハナガメを飼育し続けることはできます。
飼育をするためには環境省の許可がひつようになります。
飼育しているハナガメは環境省の許可が必要
かいぬしの靴サイズは23.5cm
結構大きいでしょ⁉😳
ブラシでゴシゴシ甲羅磨きされたカメ#ハナガメ pic.twitter.com/tfZGloQJ2T— ぼやきち (@daisuki_voyatan) 2016年5月1日
飼育しているハナガメは、来年の3月までに環境省に許可をもらいましょう。
そのためには、書類に必要事項を記入して環境省まで提出しましょう。
環境省に提出する書類はこちらです。
飼育にあたっての注意はこちら
コメント