パキスタンでは出産や育児、出生届や医療制度についてまとめてみた 

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もしパキスタンで出産や育児をすることになったらどうなるのかなと疑問に思った。住み慣れた日本ではどんな風になるのかは想像つくのだけど、、知りたいと思ったので旦那さんに聞いてみた。パキスタン国籍の旦那さんは、すごい数の親戚がいる、毎回新しい面子のいとこが登場いて、いまだに顔と名前が覚えれない。いとこの中に、今年出産したというので新鮮な情報が聞けるぞー! 

 

 

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パキスタンでの妊婦の暮らしと出産について 

日本では、妊娠がわかったらかかりつけ医に受診をして、妊娠証明書をもらって役場に行って母子手帳を交付してもらい、定期的に検診を受けます。パキスタンで暮らしている妊婦さんは、よほど調子が悪くない限り病院にはあまりかず、陣痛が来たら病院で出産するのがスタンダードなようです。

かかりつけの病院によっては定期的に、赤ちゃんの様子をチェックしてくれるサービスもあるようですが、受診のたびに診察用を払わなくてはいけないので、経済的な負担が苦にならない家庭では定期的な診察も行っているようです。どの病院で、どのような医療サービスをどう受けるかによって出産にかかる費用は変わるようなので、家族と相談しながら病院選びをするとのことです。経済発展と医療が充実している都市部ではほとんどの妊婦さんは出産を病院で行うようです。出産をおえると母子ともに健康をどうかをチェックしてから、退院という流れがスタンダードになっているようです。地域によっては、病院がない場合もありますが、地域による医療格差もほとんどがなくなり病院での出産に挑めるようになっているそうです。ものすごく山奥で病院がない場合、地域に住んでいる産婆を自宅に呼んで、自宅出産をするようです。20年ほど前では自宅出産がほとんどだったそうですが、医療の発達がすすみ病院での出産も選べれるようになってよくなっているそうです。 

出生証明はどうする・・? 

家族の誰かが役所にいって、申請をすればすぐに証明書ができて家族登録ができるそうです。国際結婚の場合では、日本の戸籍にも登録してもらわなくてはいけないので、パキスタンで出生登録を行ってから、日本大使館に届け出を出すと日本の戸籍にも登録ができるようです。 

 

 

パキスタンでの出産費用や入院期間 

パキスタンの病院で出産をすると、出産費用はどのぐらいの値段になるのでしょうか?出産費用は大体5万ルピーから7万ルピーが相場です。日本のように後払いはできず、先払い式の病院がほとんどなので、入院費用はしっかり用意しておくもののようです。通常分娩での入院期間は母子の容態によってかわりますが、2泊3日がほとんどだそうです。受診のタイミングは陣痛が来てから、家族に病院に連れて行ってもらうとのことです。緊急で帝王切開をすることになると、少し値段が増えるようです。 帝王切開で出産をした場合では、5日ほどの入院期間になるそうです。これもお母さんと子供の容態によってまちまちなので、退院が早い人もいれば遅い人もいるようです。

医療環境について少し懸念があると思いますがパキスタンの医療環境は、地域や都市によって異なります。一般的には質のばらつきがあるとされていて公立医療施設と私立医療施設が存在し、設備やサービスの水準、医師の経験などが異なるため、安心感が得られるかどうかは個別の状況によります。縁と知り合いとコネが、パキスタンで生き抜くにはとても大切なので、受診する医療機関の情報はしっかり集めておくといいでしょう。経験や専門性にもばらつきがあります。一部の医師は高い専門知識と経験を持っており、質の高い治療を提供していますが、中には資格や経験に疑問がある場合もあるかもしれません。

 

赤ちゃんの予防接種はある?ない?

生まれて半年ほどは、母体から多少の免疫をもらっていますが、赤ちゃんのワクチンの注射や、定期健診は行われるのでしょうか?

予防接種については、両親が病院に連れていきワクチンと検診を一緒に行ってもらうようです。また生まれてから市役所から、予防接種に連れて行っているか、赤ちゃんは元気かどうかという訪問会行われます。たとえ病院にワクチンを打ちに連れっていけれなくても、医者や看護師が家庭を訪問して定期健診とワクチンの接種を行うこともしてくれるようです。日本でも地域の集団検診が定期的に行われているように、市役所からの医者が派遣されたり、赤ちゃんのワクチンを打っているかのチェックをしてくれるなんて、思ったより手厚いサポートをしているようでびっくりです。

 

 

 

大家族で同居が当たり前!妊婦の育児や家事の分担は? 

出産を終えてから、目まぐるしい育児が始まります。日本では産休やらい育児休業など制度が整っていますが、パキスタンではどうなのでしょう?パキスタンでは、育児休業や産休といった国方針はほぼなく、雇用主に一存されているようで、ボスと相談次第で何とでもなるようです。育児をしたいならば休んでもいいし、仕事に集中したいなら産後復帰もできるとのことです。大体が大家族で生活しているので、赤ちゃんのおばあちゃんやおじいちゃんが育児を代わりにしてくれたり、資金力がある金持ちのおうちではベビーシッターさんや、お手伝いさんに診てもらいならがら体を休めて仕事に復帰する人もいるようです。 家事や育児に協力的な子供が好きな旦那さんとその家族に巡り合うと、産後の育児は大安心ですよね。

日本のように核家族化がすすんでいないので、おじいちゃんおばあちゃんに助けてもらいながら育児ができるので心のゆとりは大きいですね。もし私がパキスタンで出産することになったらどうなるのかと心配になり聞いてみたところ「パキスタンで出産することになっても家族みんなで面倒見てあげるから何の心配もないよと」旦那さんにも旦那さんのお母さんにも同じことを言われました。こうしなくちゃ育児はこうしたい!というこだわりがあまり強くないのであれば助けてもらえるのは天国ですねぇ。持つべきものは元気な祖父母と太い実家と理解のある旦那さんですね。

 

 

 

 

パキスタンにも健康保険があるらしい 

日本では、国民は全員が健康保険に加入し、負担金を納付し医療制度を3割負担で利用することができますが、パキスタンではどのような医療制度になっているのでしょうか? 

健康保険制度は、あるようで、州ごとに違いがあるものの、まだ整備途上です。日本のように保険証をもっていれば全国で何とかるようなルールではないようです。 

とくにパキスタンの健康保険は低所得者や社会的弱者を対象にした健康保険が存在しています。健康保険に参加申し込みをすると、カードが発行され、連携している病院で医療を低価格で利用できるという仕組みのようです。また、企業や組織に勤めている人やその家族がカバーされる保険もあります。企業や組織が提供している健康保険では、提携している病院での診察が行える、医療費の負担を軽減する仕組みになっているそうです。企業や組織が提供している健康保険では、組織ごとにルールが違うようなので、担当の部署にて説明を受けてもらって確認が必要ですね。 

もしパキスタンの方と国際結婚をし、パキスタンで生活するとなると、医療はかかせないライフラインですのでしっかりと調べることが大事ですね。もしもの時のためにしっかりと貯蓄という形で備えておくのがベストなのではと思います。 

 

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