干し柿をおいしく作るには、作る時期に左右されます。
作る時期が早すぎると腐って干し柿にならず、
遅すぎると柿自体が痛んで作れなくなってしまいます。
おいしい干し柿を作るためには、正しい時期につくりましょう。
おしいい干し柿を作る時期はいつなのか、どんな条件ならばおいしくなるのか
また干し柿にするとおいしい品種や干し柿の作り方もご説明します。
干し柿を作る時期になりました。
柿が出回る時期になると干し柿をつくる時期になります。
柿を長期保存するために生み出された、保存食です。
柿の渋みを抜き、甘味に変え水分を抜くことで腐らないようにするという
先人たちの知恵です。
柿の皮を落とすのも、柿をきれいに乾かしおいしい干し柿を作るためです。
条件を整えると干し柿はおいしくなります。
作る時期を見極め、おいしい干し柿を作れるようになりましょう!
これをな………こうして……こうだ!!!はっはっはー!!美味しい干し柿にしてくれるわ!!! pic.twitter.com/Ik4NcxZQaG
— おかだ@干し柿なう (@0kadaaad) 2016年10月22日
干し柿を作る最適な時期はいつ?
干し柿を作る最適な時期は、11月中旬ごろからです。
気候や、地域によって差はありますがおおむねこの頃がおいしく作れる時期です。
なぜこの11月の時期なのかというと、しっかりとした事情があります。
生の柿を腐らせずに乾燥させる必要があるので、気温が高かったり雨に当たるとガビが生えてしまいます。
さらに気温が15度以下、湿度も低く、乾いた冷たい風にあてる必要があります。
そのため、11月中旬から雪が降る前が作る時期になります。
干し柿は、干す場所や天気に影響を受けやすいので、
風通しの良い所、雨の当たらない場所を選びましょう。
干し柿とねこ pic.twitter.com/h18seZw2fD
— こてぃ (@supremacyyyyed) 2016年10月12日
干し柿のおいしい品種は?
では干し柿にするとおいしい品種と作り方について簡単にまとめます。
堂上蜂屋、甲州百目、紅柿、市田柿、西条、愛宕が干し柿にするとおいしい品種です。
干し柿にするには、渋みを甘味変える必要があるので、渋みが多い柿が向きます。
地域によって手に入るものもはいらないものもあります。
渋柿でなくても、甘柿を干し柿にするのもおいしいですよ。
熟柿を干し柿にすることも可能です。
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干し柿のおいしい作り方
まずは柿と柿をつるす紐を用意します。
そして、鍋にいっぱいのお湯を沸かしておきます。
柿の皮をむきますが、ヘタを取らないで下さい。
ヘタの方向から下に向けて皮をむきます。
残しておいたヘタの部分に紐をかけて、二個一組にして
つるして干し柿にする用意をします。
カビを生えにくくするために、沸騰した鍋に5秒つけておきます。
軒下の日当たり、風通しのよいところに干す。雨や霧があたるとカビが生えます。
柿同士がくっつかないように上下にずらしておきましょう。
くっつくとカビが生える原因になります。
つるしてから一週間ほどで、表面が乾くので揉みます。
一週間ごとに揉んで一か月程度で干し柿の完成です。
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