植物は花を咲かして、タネを残して子孫を作ります。
花の咲かない植物がるとしたら信じますか?
でもあなたも実は知っているはずなんです。
竹の花を見たことや聞いたことをありませんか?
竹も植物ですが、花が咲いているところを見たという人は少ないと思います。
今回は竹の花について、取り上げます
竹も花を咲かす!
竹といえば、春先にたべるたけのこは有名ですよね。
たけのこが竹の花だと思っているひともいるのではと思います。
植物なのですから、種を作って子孫を作らなくては種を残せません。
竹はイネの仲間で、発芽してから長い年月は地下茎にを伸ばして繁殖を続けます。
ある一定の時期に達すると、花を咲かせ、種子を実らせて一生を終えます。
竹林はある周期で一斉に花を咲かせ、その後すべて枯れてしまうそうです。
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もっとも直近の竹開花は?
もっとも最近に開花が確認されたのは、昭和40年代だそうです。
そのとき開花したのは、真竹という品種です。
マダケの開花周期が120年だとすると、次に開花するのは2090年ごろです。
私はたぶん生きてないので、開花を見ることはできないでしょう。
ちなみに、竹の種は栄養価が高く、食物として飢饉を救った逸話もあるそうです。
栄養価が高いので、竹の種は野鼠の餌となり、野鼠の大量発生を引き起こすことが知られています。
花はなぞだらけ?
竹が花を咲かせるのは、竹の七不思議の一つといわれるほどです。
非常に珍しいことなので、不吉な出来事の前兆と言われて恐れられることがあります。
花の策周期は、竹の品種によって違います。
周期が短いもので60年、長いものだと120年に一度咲くか咲かないかだそうです。
どこの地域でもいっせいに花をさかせてタネを残すようです。
人生のうちに一度あるか、ないかの珍しいことでいっせいに竹林が枯れてしまうのなら、不吉なことだといわれるももわかりますね。
たけのこはなんなの?!
花を咲かせることはわかりましたが、そうなると春に生えてくるたけのこはいったい何なのでしょうか?
たけのこは、竹の根っこから生まれてくる新しい竹のことです。花粉の交換をしていないので、無性生殖に分類されます。無性生殖というのは、クローンを作っているのと同じことです。
花を咲かせなくても子孫を殖やしていけるのに、稀に花を咲かせ、しかも枯れてしまうだなんて不思議ですね。竹は植物の中で最も早く成長します、その成長速度は1日に1m伸びるとも言われています。不思議なことがたくさんあるまだまだミステリアスな植物です。
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