セラミドは角質層のうるおいを左右する

美容
スポンサーリンク

 

 

このページでは、角質層で重要な働きをしているセラミドという物質について書いていいます。

セラミドは人間が作り出す天然の界面活性剤です。

界面活性剤は混ざらない水と油を混ぜ合わせることのできるものの総称です。

角質層でセラミドが果たしている役割と、セラミドの作られ方について取り上げています。

 

スポンサードリンク

 

このページは「肌」について理解を深めていただくページ集のサイドページです。

はじめのページ「肌の役割」(肌は守り盾なのだ。肌の役割は、盾とクッション。)と

「表皮」(肌の第一層目表皮、うるおいを守る盾部隊)をあなたがまだ読んでいなければ、

こちらも読むことを強くおススメします。

→「肌の役割」はこちら

→「表皮」はこちら

 

 

セラミドの役割

肌のバリア機能では、細胞を並べて外部からの進入を防いでいました。
細胞を並べるだけでは、隙間ができてしまします。そこで登場するのがセラミドなのです。
細胞の隙間をセラミドが埋めるとことで接着剤の役割を果たしてくれます。
死んだ細胞同士を引っ付ける役割を持っています。このセラミドの量で肌のうるおいの決めてです。

セラミドは界面活性剤で、水分と油を引っ付ける役割を持っていますので肌の潤いをまもていのです。

加齢とともにセラミドの量が減っていってしまいます。

 

 

セラミド生産工場はどこだ!

では、セラミドはどこでつくられているのでしょうか。
秘密をあなたに教えましょう。
肌は、基底細胞から生まれて時間がたつと死んで細胞の中身が出てきます。
細胞の中で時間をかけて、セラミドはつくられています。

生まれてから28日ほどで表皮細胞は死んで角質になります。

人間の体の仕組みは不思議なところがありますね。
細胞について詳しくはまた別ページで解説しますね。
人間の肌は油に覆われていて、主成分は油分なので水とは相性がよくありません。
それでも、水は温まりにくく安定な物質なので人間とは切っても切れない関係にあります。

 

 

界面活性剤

ちなみに、セラミドは界面活性剤といます。
界面活性剤と石鹸や汚れを落とすイメージがあるのではないでしょうか。
本来ならば、混ざらない油と水分の分子を仲介役として引っ付けている役割をもっています。
なので、油汚れを水道水で洗い流すことができます。

洗い流せるならば、顔を水で洗うたびに溶け出してしまうと思ったあなた、安心してください。

セラミドは角質層の表面の汚れを流れさせることで、ターンオーバーを起こさせるようになっているのです。


● 肌の役割

● 肌は三層構造

  ● 表皮

    ● 皮脂層

    ● 角層

    ● 顆粒層

    ● 有棘層

    ● 基底層

  ● 真皮

  ● 皮下組織

 

 

用語集

● ターンオーバー

● セラミド

● 角化

 

 

 

コメント

  1. […] ● セラミド […]

  2. […] ● セラミド […]

  3. […] ● セラミド […]

  4. […] ● セラミド […]