TPPに加盟することで著作権の保護期間が変わります。
著作権の保護期間はディズニーの影響で70年に変更された過去があります。
著作権というのは、作品を作った人と作品を守る権利のことです。
著作権の保護期間は日本は著作者が亡くなってから現在50年です。
TPPに日本が加盟することによって、ディズニーの影響を受けて70年になるかもしれないです。
TPPで著作権の保護期間が変わる!
TPPというのは、環太平洋戦略的経済連携協定の略称です。
関税をなくして、国同士の貿易をやりやすくするための協定です。
この協定に加盟するには、国同士で違うルールを統一しなくてはいけません。
今回は著作権についてです。
著作権というのは、物を作った人が持てる権利のことです。
この権利があると、自分の製品を真似した違う製品を訴えることができます。
著作権を持つことができる期間が、保護期間といいます。
保護期間がなくなったものが、著作権フリーとなって自由に使っても良くなります。
著作権保護期間があるものを使いたかったら、お金を払って使うことができます。
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著作権保護期間が50→70年に
日本での著作権保護期間は、著者が亡くなってから50年です。
TPP交渉では、参加12カ国が著作権の保護期間を
「作者の死後70年」で統一する方向になるようです。
日本では現在「50年」のため、確定すれば20年間延長されることになります。
今のタイミングで保護期間が延びると、20年は著作権フリーにならなくなります。
青空文庫という著作権フリーになった作品が出版されるシリーズがしばらく本が出ないことになります。
ディズニーの影響で70年になりました。
なぜ著作物の保護期間が70年になったのかは、ディズニーの影響です。
もともとアメリカでの著作物の保護期間は70年ではありませんでした。
しかし、ディズニーのくまのプーさんを保護するために
70年に保護期間を延ばすことに成功しました。
著作権が切れると、誰でも自由に使えてしまいます。
そうなってもらってはディズニーが困ります。
元は60年だった著作権の保護期間を70年に延ばしたそうです。
こんなことができるのも長期間にわたり
世界で使われるコンテンツをたくさん持っているからです。
アメリカでは、このような人気キャラクターがありますが、日本には少ないですよね。
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